▲例文“我跟他从小一起玩儿到大。我比谁都了解他。
wǒ gēn tā cóng xiăo yīqĭ wánr dào dà. wǒ bĭ shuí dōu liăojiĕ tā”
→個人それぞれの性格の基礎部分が自然体で発露されるのは無邪気な幼年期だと言える。
この時期に作った友達は日々の遊び・お喋りなどを通じて、
相手の性格・気質・好き嫌いや行動パターンを体験的に知るようになる。
そうした体験的な認知が大人になるまで継続的に累積すれば、
自ずと相手に対する認識は熟知のレベルに達することは否定しがたい。
よって、この誰でも納得する理屈は強い説得力を持つことになる。
▲例文“升官了你还不乐意?shēngguān le nĭ hái bù lèyì.”
→出世したのに、まだ何が不満なの?。
官界・企業界で出世したら、誰でも喜ぶはず。なのに、笑顔が無いのは尋常ではないという理屈。
身内や友人からそう言われたら、誰しも思わず顔がほころぶ。
たとえ心中に不安・悩みがあっても、笑顔にかき消されるでしょう。
“还不……吗?”は反語文。
(※語注; ●升官 shēng-guān;【離合動詞】官位が上がる/昇進する
●乐意 lèyì;【形容詞】満足である/うれしい)
▲例文“你不年轻了,自己要加倍小心。nĭ bù niánqīng le ,zìjĭ yào jiābèi xiăoxīn .”
→もう若くはないのだから、自分で充分に気をつけなきゃだめですよ。
加齢とともに健康不安も募ってきます。用心が肝心だ。これは万国共通の体験的な常識。
(つづく/鄭青榮)