中国語あれこれ

中国流 説得スタイル ー表現解説集【第3話(D)】

《 中級会話エリアの穴場 》
【第3話(D)】(続)経験則・生活の知恵で説得するスタイル

你喝再多的酒,也会有醒来的那一天
→どれほど酒を飲んでも、いずれ酔いから醒める時がやってくるはずです

你喝再多的酒,也会有醒来的那一天
nĭ hē zài duō de jiǔ, yĕ huì yǒu xĭng lái de nà yī tiān.

悲しみ、寂しさや苦しみを酒で紛らせるのは、一時しのぎに過ぎない。
飲み疲れて酔いから醒めてしまえば、悲しみも寂しさも苦しみも、すべて相変わらずのままだ。
現実から逃避しても問題は何も解決しない。
それよりむしろ勇気を出して、身内や親友に打ち明け話をしたほうがよほどストレス低減に役立つはずだ。
最悪なのは、やけ酒のひとり飲みで、とかく飲み過ぎて体を壊しがち。
だから酒で憂いを紛らせるのはおやめなさい、とやんわり説得する言い方の一つがこの例文。

古詩にも次のように詠われている。
“酒不醉人人自醉“,”借酒浇愁愁更愁”
jiǔ bù zuìrén rén zì zuì, jiè jiǔ jiāo chóu chóu gèng chóu .

酒は人を酔わせるというが、むしろ酔いたい人が自分の意志で飲酒行為に及んで
自ら陶酔境に入っていると言うべきだ。
しかし、酒を浴びるほど飲んだところで、憂いは消えるどころか、
結局は一層深まってしまうものだ。「言い得て妙なり」とはこのことですね。

(つづく/鄭青榮)