中国語あれこれ

中国流 説得スタイル ー表現解説集【第8話(C)】

【第八話(C)】いぶし銀の大局観に秘められた強い説得力

*大局観関連のことわざ・慣用句*
百川异源而皆归大海 / 海纳百川

百川异源而皆归大海 băi chuān yì yuán ér jiē guī dàhăi
→さまざまな河川はそれぞれ源を異にしているが、最後はみな大海の懐に納まる。
=異 =帰】

広く分布する地球上の諸々の河川も、超高空から広い視野で眺めると、
本流が周りの支流を次々と呼び込みながら合流して大河となり、
勢いを増しながらみな大洋に向かって流れ込んでゆく様子が縮図として見て取れる。
絵に描いたような大局観ですね。

人類社会においても、さまざまな異なる文明を生み出してきたが、
その発展過程で、接触・交流・衝突・融合など消長盛衰を繰り返しながら、文明の進化を遂げてきた。

更に21世紀に入って、各種文明の相互融合は加速化し、ぶつかり合いながら新陳代謝を深化させている。
果たして人類は未来に向かって、大自然の営みのように、調和共生という世界大同文明の「大海」に向かって流れて行くのであろうか。
*=異 =帰
*類似表現⇒“海纳百川hăi nà băi chuān” 百川归海 băi chuān guī hăi

(つづく 鄭青榮)